当サイトのPR案件です。ぜひ一度プレイしてみてください。発生した広告収入は全てサイトの維持管理費用に充てさせていただきます。
機動戦士ガンダム 第08MS小隊
「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」は、1996年から1999年にかけて作られたオリジナル・ビデオ・アニメ作品です。1996年から1999年にかけて全11話+後日談「ラストリゾート」が製作されています。あと1~9話までを総集編的にまとめた劇場公開作品「ミラーズ・リポート」も。
一年戦争のサイドストーリーで、東南アジア戦線に配属されるシロー・アマダ少尉が主人公。生々しい戦場で兵士達が汗にまみれながら抗うような、そんな泥臭い描写が多い作品で、ピカーンと脳内で閃いて一瞬で敵機を葬り去っていくニュータイプや天才的なパイロットは一切登場しません。主人公機が無双ばっかりするような近年のガンダムに嫌気がさしている人にはオススメかも(笑)
↑主人公のシロー・アマダ少尉。決して腕前は一流ではなく、気合やアイデアの機転でなんとかしていくタイプ。
ではストーリーをざっと追いかけていきましょう。
物語は地球に向かう小型宇宙船の中から―
この船には東南アジア戦線に配属されることになっているシロー・アマダが搭乗しています。後に部下となるミケルもたまたま一緒に乗り合わせており、シローは「俺が地球からジオンの連中を追い出してやる!」と意気込みを語って、ミケルにドン引きされています。いますよね、こういう暑苦しい上司(笑)
ミケル「(う、近い・・・)」
あ、ガンコン内では、シローはSRとHRで登場します。シーズン1からあるこのカードはどちらも耐久の数値が飛びぬけて高く、装甲盾パイロットといえばシロー以外に選択肢はありません(最近はSRガイアなども登場して一強というわけでもなくなりましたが)。とりあえず装甲パイとしてもデコイパイとしても需要があるので、手に入れば決してハズレにはならないカード。
しかしミケルは残念ながら未登場。彼が恋人宛に書いている手紙はストーリーテラー的な役目も果たしているので、かなり重要人物なはずなんですが。まぁ、どうせ登場してもRサポートが関の山なのはわかってるんですけどね(;^_^) でも出てきもしないのは可愛そうな。(※最近ミケルも登場しました!)
さてさて、彼らを乗せた船は地球を目前に。そんなときに遠くで爆発の光が見えます。なんとサンダース軍曹の乗るジムと、ジオンのザクが激しく交戦していたのです。
ジムは先行量産型ジムRGM-79E(初期型ジム)で、ガンコン未登場。ザクは宇宙用高機動試験型ザクで、同じくガンコン未登場(※追記:最近Rで登場しました)。こうやって見ると、ゲームにまだ登場していない機体ってまだまだあるんですね。
サンダース軍曹はHRパイロットとしてゲームに登場。敵のアクティブスキル発動率を減少させるスキルを持っていますが、どうにも効果が実感しづらくてイマイチ人気がないパイロット。デコイパイロットとして気休め程度に使っている人が多いのではないでしょうか。
しかし、そのサンダースが操るジムも敵のマシンガンを受けて、両足と左腕を大破。さらに残弾もなくなってしまい絶体絶命のピンチです。
それを見ていたシローは、先ほどまでの陽気な態度を一変させて支援に向かいます。しかも搭乗した機体は無謀にもボール。ガンダム作品の主人公の中でボールに乗ったのはこの人が初めてではないでしょうか。正義感は強いですが、なかなかに無鉄砲なお人です。まぁ、それも主人公としての魅力的な部分なのかもしれませんが。
ちなみにこのボールもゲーム未登場・・・あ、ちゃんといるわ。いろいろ出てないのが多い中でなぜコイツが(笑)
ボール初期生産型、通称ボールK型です。アクションでいっぱい出るのでプレボで溢れがちですよね。コスト3はいいけど宇宙でしか使えない上にスキルはP機動力強化【自身】Ⅰという、完全に死にスキル。おかげでメガライダーより高い地位には一生いけない可哀想な子です(涙)
このボールK型で特攻するシロー少尉。ザクマシンガンを思いっきり正面から受けまくっていますが、そこはさすが装甲盾パイロット。銃弾の雨あられをものともせずにザクをワイヤーでがんじがらめにします。そして至近距離からキャノン砲で攻撃!敵の新型モビルスーツ相手に相打ちに持ち込みます。すげぇぜ!シロー先輩!!
↑縛られているザクがなんかエロい(笑)
お互いに機体を大破させたシローとジオン兵は難破していたサラミスの残骸へと移動し、その艦内での白兵戦を始めます。
しばらく銃撃戦が続きますが、こんな場所で戦っても無意味だと判断したシローは勝負を仕掛けます。なんと生身なのに正面から一気に突っ込むシローさん。さすが耐久値抜群の装甲盾パイロットというか、なんというか・・・。どんなときでも正面突破が信条です(笑)
これぐらい気合入れんとガンコンじゃあSRになれないんじゃあぁぁぁー!
特攻してきたシローさん。ジオンパイロットは狙いすまして引き金を引きますが、運良く弾切れ。シローさんの特攻作戦は見事に功を奏し、ジオンパイロットを降伏に追い込みます。耐久の高さとか関係なかった(笑)
「降伏はしない、殺せ」というジオンパイロット。しかしアツい漢・シローさんは、ジオンパイロットのケガの手当てをしてあげます。そして、パイロットスーツのエアー消耗を抑えるためにヘルメットを取ると、
美人。
ずきゅーーーーん。
黙って見つめ合う2人。「ラブストーリは突然に」でも流れそう。いやー、こんな美人と2人きりで遭難するだなんて。シチュエーションとしては最高ですね。さすが正面突破のシローさん、リスペクトっす。
あ、このジオンの美人パイロットはアイナ・サハリン。「第08MS小隊」のヒロインでございます。
ガンコンではSR、HRにて登場します。HRのほうはレアリティのわりに技量が飛び抜けて高く、入手も比較的難しくないため今でも人気パイ。ガズエル・ガズアル・ネモあたりの支援機に乗せるにはうってつけであります。サポート役として何枚あっても困りません。
その後、シローとアイナは仲間に自分達の居場所を知らせるために、信号弾や通信機を求めて船内を探索します。
そして見つけたのは沢山のロケット弾!
シローの発案で、このロケット弾でサラミスを爆発させることにより、仲間に発見してもらおうという大胆な作戦を実行します。
それが功を奏して、お互いの軍の迎えがくることに。ここで2人は初めて名前を名乗り合い、それぞれの帰るべきところに帰っていきます。このときシローは艦内探索時に借りていたアイナの時計を返しそびれてしまいます。
こうして無事に生還したシロー。このとき艦内のテレビではギレンの演説が放送されています。
立てよ国民ッ!!
つまり、本編の「機動戦士ガンダム」ではこの時点で12話ってこと。ガルマが戦死して間もない時期です。「第08MS小隊」の1話はこの演説シーンにて終了です。
さて、聡明な方はお気づきでしょう。ここで本編との大きな矛盾が。そう、この時点では本来まだ連邦軍にジムが配備されていないはずなのです。
制作側は、このサンダースのジムは先行試作型でテスト試験中に戦闘に巻き込まれたってことでツジツマ合わせをしましたが、そもそもジムってジャブローだけで作っていたはずなんですよね。この時点で宇宙で試作機がガンガン稼動しているのはさすがに無理が(笑)
陸戦ガンダムや陸戦ジムが地球上でおもいっきり実稼動していることについても、RX78ガンダムのダメ部品を流用して組んだってことになってますが、それにしては大部隊過ぎて無理があります。どうして時代設定をジャブロー戦より後にしなかったんでしょ? それならうまく繋がりそうな気がするんですけどねぇ・・・。
とりあえず続く!
機動戦士ガンダム 第08MS小隊 関連動画